4K撮影のメリット(1)カメラ16台分と4倍ズーム?

4Kカメラでのビデオ撮影は何といっても高解像度で美しい映像が収録できます。そうは言われても、それはあくまでも撮影~編集~再生まで4K対応のシステムでの場合で、例えば最終的にBlu-rayならHD画質でDVDならSD画質以上にはなりません。
それでも4Kで収録するメリットはあるのです。4Kの映像は解像度でHD(フルHD)の2倍の解像度と約4倍の面積(画素数)があり、SDとでは約4倍の解像度と約22倍の面積(画素数)があります。この解像度の差が映像の美しさだけでなく、編集で生かすことができるポイントなのです。

つまり面積(画素数)の差を生かしてズームと画面の移動(パン:横方向の移動、ティルト:縦方向の移動)が編集段階が可能になります。もちろんHD収録でHDの編集でも可能なのですが解像度が同じ状態での編集だと画面を拡大することになり画質が劣化します。それが4Kから例えばDVD用に編集する場合は4倍ズームをしても画質は劣化しないのです。
また、4KとSDの映像では縦横それぞれ約4倍ありますので約16倍の画面を撮影後でも自由に動かすことができるのです。なんとそれがSDカメラだったら同時に16台も使って撮影したのと同じことなのです!

もちろん4Kでの収録だと編集もそれだけ大変にはなります。でも、編集の自由度を考えるとそれ以上のメリットは大いにあると思います。

ぜひ当社の4Kでのビデオ撮影をお試し下さい。

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2015年12月12日